虫歯にならないためには、①食生活のリズムを整える、②歯を強くする、③虫歯菌をへらす、のが大事。
①は、食べ物・飲み物、特に間食ををダラダラと取らないようにしましょう。間食の内容も重要です。間食は”お菓子”でなくてもよいわけです。果物やおにぎりなどお勧めです!ミルクなどを飲みながら寝てしまうのも歯によくありません。起床時にも磨いてあげるようにしましょう。
②は、バランスのよい食生活を心がけ、歯質のよい強い歯をつくること。また家庭でのフッ素の使用、定期的な歯医者さんでのフッ素塗布もお勧めです。
③は、歯ブラシによる正しいブラッシングと、デンタルフロスを使った正しいフロッシングで、虫歯菌のかたまりであるプラーク(歯垢)を取り除くこと。また、唾液を出すのも虫歯予防につながります。よく噛んで食べる習慣を身につけさせてあげましょう。予防方法はどれも、こどもだけで続けていくのは困難です。こどもの虫歯予防は、家庭と歯科医院(専門医)が信頼関係をつくり、協力して行なう必要があります。虫歯になる原因はあらかじめわかっているので、虫歯をつくらないように必ずできるはずです。みんなで一緒にがんばりましょう!